外壁塗装の見積りから値引きはどこまでできるのか?
「安くて良い施工を行いたい!」
こうお考えの方は多いのではないでしょうか。
外壁塗装には、車や家電のように定価は存在しませんが、相場の施工料金はあります。
相場の範囲内より大幅に安価な値引き交渉は、どこかに歪みが出るためオススメはしません。
では、どの程度であれば値引きは可能なのでしょうか?
外壁塗装の適切な値引き金額
適正価格での提案の場合、5%~10%程度が限界です。
それ以上に割引すると利益が出ない可能性が出てきますので、業者が辞退する可能性があります。
最悪の場合は赤字になります。
外壁塗装の値引き交渉のコツ
値引き交渉のコツは、ギブアンドテイクです。
業者の都合の良い条件を飲む換わりに値引きをしてもらうことです。
塗装時期の変更で値引き交渉
外壁塗装業界にも、繁忙期と閑散期があります。
繁忙期は春(3月後半~梅雨入りまで)と秋(9月~10月)と年末、
閑散期は年始から2月末まで、 梅雨時期になります。
値引き交渉が上手くいくコツは、閑散期に施工を行うことです。
外壁塗装業者にも固定費があるため、施工が全くない時期があると赤字になります。
出来るだけ、施工スケジュールに穴が空かないように契約したいというのが本音です。
では、閑散期である年始~2月末と梅雨時期では、どちらが有利に交渉を進められるでしょうか。
答えは、 年始~2月が最も値引き交渉がまとまりやすいです。
梅雨自体が期間が長くないのと、雨で施工スケジュールが多々遅延されるため、
施工棟数やお見積もり依頼自体は少なくても、現場レベルで見るとスケジュール調整の連続で案外忙しくなります。
年始から2月末は天候も安定していてスケジュールが組みやすいため、順調に施工が行われます。
閑散期で施工スケジュールにも空きがあるため、 値引き交渉では狙い目の時期です。
「冬は塗装に向かないんじゃない?」
こういった疑問が寄せられますが、外壁塗装は1年を通して施工が可能です。
施工が可能な環境条件は、塗料毎に塗料メーカーから指定されていますので、その環境下であれば問題ないです。
塗装を出来ない場合のほとんどは、下記の3点です。
- 降雨時や湿度が高い
- 極端に寒い時や暑い時
- 塗装面が乾燥していない
冬特有の施工不良の主な原因は下記の3点です。
- 朝露で塗装面が濡れている、もしくは乾燥前に濡れる可能性がある
- 気温が塗料メーカー指定条件よりも低い
- 乾燥時間が十分ではない
乾燥や条件が悪いと施工が進まないので時間がかかる傾向がありますが、
冬の時期の施工でも、しっかりと条件を満たせば問題ないです。
長期予約で値引き交渉
「冬の施工は避けたいけど、お値引き出来ないかな…」
長期予約でもお値引きが出来る可能性があります。
閑散期に塗装を行う方法と考え方は全く一緒で、施工スケジュールを埋めて行きたいと外壁塗装業者は考えているので、有効な方法です。
具体的には3ヶ月以上先だとお値引きできる可能性が高くなります。
使用塗料で値引き交渉
外壁塗装の料金は、塗る面積(数量)に対して、1平米にいくらのお金がかかる(単価)かで算出しています。
施工料金を下げる場合、数量は変えようがないので単価を変更しましょう。
具体的には塗料の変更です。
各塗装店毎にに安く仕入れられる塗料とそうでない塗料があります。
また、1棟施工を行うと必ず塗料が余ります。(使用期間内であれば、品質は問題ないです。)
そういった塗料を使用しての施工が狙い目です。
もし、塗料を指定して見積もりを頼んでる場合は、
塗装業者のオススメ塗料でのお見積もりも必ず依頼しましょう。
上記が難しく、どうしても施工料金を下げたい場合は塗料のランクを落とすしかありません。
塗料の種類が一緒でも、高い塗料と安い塗料があります。
例えば、シリコン系の塗料で最も安価な単価は1,800円程度で、最も高い単価は3,000円程度で、差額単価は1,200円にもなります。
一般的な30坪の建物の壁面積は140平米前後なので、施工料金の差額は、168,000円になります。
同程度の建物の平均施工金額は100万円~110万円前後ですので、15%~16%以上安くなっている計算です。
塗料の質を落とすのは抵抗がある、そう感じるかもしれません。
もちろん塗料の質は重要ですが、どの外壁塗装業者が施工をするかがそれ以上に重要です。
塗料は半製品と言われており、職人が適切に施工を行うことによってはじめて性能を発揮します。
更に質の高い施工を行えば、120%の性能を発揮することも珍しくありません。
施工力が高い外壁塗装業者での施工が条件になりますが、塗料の質を落とすのも選択肢の一つかと思います。
まとめ:外壁塗装で最も値引き交渉が上手くいく方法
- 外壁塗装業者指定の塗料で10月より前に、翌年1月~2月の施工の契約をする
- それでもダメなら塗料ランクを下げる
※但し、施工力が高い外壁塗装業者に限る
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