外壁材の種類と特徴を比較
一言に外壁といっても様々な材質があります。
外壁の材質によって最適な塗料の種類が変わってきます。各外壁材の特徴と施工方法をみていきましょう。
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サイディング
サイディングとは工場で生産された外壁板材の総称で、現在は戸建の約8割がサイディングです。
サイディングの約9割以上は窯業サイディングで、続いて金属サイディングとなります。その他には木系サイディングなどがありますが、多くは使われていません。
窯業サイディング
窯業サイディングとはセメントを主材料に繊維質を混ぜたものを板状の加工した外壁材です。
最大の特徴は3000種類以上ある表面のデザインとカラーバリエーションです。石材調からタイル調など様々な種類があります。
また、他外壁材と比べ安価で施工費用も安いので選択肢の幅が広がります。その他の特徴として耐震性、耐火性、防音性もあり、外壁材の機能としても優秀です。
塗り替え塗料は、窯業サイディング適正のあるシリコン系塗料~フッ素まで、あらゆる塗料で施工が可能ですが、弾性塗料は膨れが出る可能性があるので注意が必要です。タイル調のサイディングの場合は模様を残して塗装することも可能です。
板材と板材の間にある目地にゴムのようなもの(コーキング)が詰まっており、塗装を行う際には、目地部分の補修が必要で、主流は既存のコーキングを剥がして新たに充填します。目地部分が最も耐久性が低くなりますので、この部分の施工が重要になってきます。
1メートル当たり1,000円前後の施工料金が相場で、一般的な大きさの住宅(約30坪)であれば、10万~15万円前後の施工料金がかかります。
金属サイディング
金属サイディングとは、金属の板でできた外壁材で、設置費用は、窯業サイディングより高額になります。
特徴としては軽さが上げられます。軽いと建物の掛かる負荷が少ないので、耐震性が高く地震に強いです。
また、外壁をリフォームする際に、既存の外壁の上から新たに外壁材を重ねる工法(カバー工法、重ね張り工法)に向いています。
カバー工法を行う際は、外壁の重量が増え過ぎすると耐震性が落ちます。金属サイディングは軽いので、重量の超過を抑えることが出来ます。金属なので傷や凹みが出来た際の修復は難しいですが、寒冷地の凍害には強いです。(凍害とは外壁材に水が入って凍った際に膨張して、外壁材を割る現象です。)
塗り替えは必要ないという意見もありますが、実際は劣化するので必要です。素材にもよりますが、錆びます。錆が進むと穴が空きます。
一般的には下塗り材である錆び止めを塗って、金属サイディングに適正のあるシリコンやフッ素などの上塗り材を塗ります。
モルタル
モルタルとはセメントに砂と水を混ぜた材料で、それを塗った外壁の総称です。
サイディングが登場する以前は主流の外壁で、1990年以前に建設された戸建を中心に戸数は多いです。特徴はデザインの自由度が高く、目地が無いので継ぎ目がなく一枚面の美しい仕上げが可能です。
サイディングだと目地がありサイズも決められているので、モルタルほど自由度は高くありません。但し、クラックが入りやすく汚れも目立ちます。
塗装を行う際は、クラックの補修が重要です。クラックの幅によって施工方法が変わりますが、基本的にはコーキングで埋めるイメージです。
この処理がしっかり出来ていなければ、施工後にクラック部分が浮き出たり、再度割れます。建物の構造上の問題で再度割れるのは塗装では防げないですが…
モルタルには表面の模様の作り方で性能と見た目が変わります。一般的にはジョリパット、吹き付けタイル、リシン、スタッコに分かれます。ジョリパットのみ、専用塗料を使うことがありますが、基本的にはモルタル適正のある塗料で施工を行います。表面の仕上げによって、使用する塗料の量が変わってきます。
ALC
ALCとは軽量で気泡が入っているコンクリートです。
戸建で代表的なものが旭化成のヘーベルハウスです。中高層のビルにも使われることも多く、外壁材で断熱性・防火性に優れています。ALCは吸水性があるので、塗膜が防水機能を失うと水が染み込みます。水が入るとから入ると中にある鉄筋が錆びて、内側から割れます。
他の外壁材より水に弱いため、早めの塗り替えが必須です、また、目地もありますので補修が必要です。塗料については適正のあるもので施工します。
タイル
タイルは洗浄を行い綺麗にして後に、透明な保護塗料を塗ります。
外壁塗装や洗浄は美観を目的に行われますので、タイルの浮きなどがなければ機能的にはメンテナンスフリーです。
但し、建てる際の初期費用が高いです。
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