下地処理は外壁塗装の最重要工程!
下地処理は塗装を行う前に塗装面を綺麗したり、劣化してる箇所を補修する作業で、外壁塗装で最も仕上がりや耐久性を左右する工程です。
どんなに丁寧に上塗り行っても、下地が整っていなければ綺麗にはなりませんし、塗料本来の性能を十分に発揮出来ません。
下地処理にはどのような工程があるかみていきましょう。
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高圧洗浄での下地処理
簡単にいうと水洗いです。
塗装面全体を高圧洗浄機で洗います。洗うといっても水圧が非常に高いので、汚れを削り取るイメージです。
通常の高圧洗浄以外に特殊な洗剤を使用するバイオ洗浄や、水圧を更に強くしたトルネード洗浄があります。いずれも、汚れやカビやコケなどの付着物が強固にある場合に使用します。
ケレンでの下地処理
ケレンというのは金タワシやのようなものや電動工具などで、表面を削る作業です。
高圧洗浄では除去出来ない汚れや、旧塗膜やサビの除去、表面をわざと傷つけ塗料の密着性を高める目的で行われます。木部や鉄部に施かされます。
どのくらい強力に削るのかによって、1種~4種(1種が最も強力)まで種類があり、一般的な外壁塗装工事であれば、2種~4種のいづれかで行われます。
それぞれの目的と使用道具をみていきましょう。
2種ケレン
旧塗膜や強力なサビなど、塗装面にある全てを削り取って撤去します。
撤去後は施工面を覆うものが何もなくなり、素材がむき出しになります。ドリルの先に堅い鉄のブラシやヤスリがついてような電動工具で施工を行います。一般住宅ではここまでのケレンを行うことはほとんどなく、マンションやビルの大規模な改修で行う事が多いです。
3種ケレン
旧塗膜の剥がれてる部分やサビの除去を行います。2種ほど強力ではなく、表面を磨くイメージでしょうか。
電動工具での除去と、金タワシのような工具を使用して手作業で行います。一般住宅で行うケレンは3種以下がほとんどです。
4種ケレン
表面にキズをつけ塗料の密着性を高める目的で行います。サビやカビがある場合は除去力が弱いため有効ではありません。
金タワシのような工具を使用して手作業で行います。こちらも一般住宅ではよく行われるケレンです。
旧塗膜の剥離
旧塗膜が脆弱ではがれそうな場合や不要で新塗膜に悪影響な場合は、塗膜を撤去します。撤去方法は、ケレンと剥離材のどちらかで対応します。
木部や鉄部の一部分に施工されます。
ケレンの場合は、上記の2種ケレンで行い現状のまま電動工具で剥がして行きます。
剥離材を使用した場合、剥離材を塗って少し時間をおくと、旧塗膜が膨れて浮き上がってきます。それを手道具を使用して剥がしていきます。
広い範囲を行う場合は、非常に手間と時間がかかります。1例として一般的住宅の屋根全てを剥がす場合は、40~50万円程度の費用が必要になります。
また、モルタル外壁で浮きや剥がれがある場合は、その部分の塗膜を撤去します。厚めの塗膜を剥くイメージでしょうか。その場合は、手作業で剥がす場合が多いです。
クラックの下地処理
クラック(ヒビ割れ)がある場合は、下塗り材(微弾性フィラー)かシーリング材で埋めます。
クラックの深さによって主に2通りの施工方法があります。
シール工法
小さなヒビ割れに適した工法です。
ヒビ部分にシーリング材や下塗り材(微弾性フィラー)を埋めて修復します。
Uカット(Vカット)工法
深いヒビ割れに適した工法です。
ヒビの周りを電動工具を使い左右に広げてシーリング材を充填します。
深いヒビの場合は、表面から充填するだけでは深部までシーリング材が届かないので、建物の揺れに対する強度が出せず、補修箇所が割れます。その為、あえてヒビを広げて、深部までシーリング材を充填し強度を出すように補修します。
パターン補修
塗装面にある模様やパターンがある場合、塗膜の撤去やUカット工法を行うと、模様やパターンがなくなります。
このまま塗装を行うと、模様やパターンがあった部分が非常に目立ち美観が悪くなります。
元々の模様やパターンがある美観を損なわないように、凹凸を均してから元々パターンに合わせて吹きつけ塗装を行います。この作業により塗装後に補修箇所がまったくわからなくなり、自然な仕上がりとなります。
爆裂箇所のモルタル充填
鉄筋コンクリートの劣化現象で、コンクリートが酸化して壁内にある鉄筋が錆びることがあります。錆びるとが膨れが出て壁表面が割れて爆裂します。
爆裂した箇所を手作業で取り除き、新たにモルタルを充填してきれいに均します。その後にパターン補修を行います。
エポキシ樹脂注入
こちらも鉄筋コンクリートの劣化現象で、建物本体のコンクリートから塗膜が付いてるモルタル部分が浮いてしまい、隙間が出来ることがあります。
このまま隙間を放置しておくとモルタル部分が剥がれてしまいます。それを防止するために、エポキシ樹脂(ボンドの役目)充填とアンカーピン(ステンレスの棒)を打ち込みコンクリートにモルタルを固定します。
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