外壁塗装工事の外注について 下請けと協力会社との違いと比較
2016/09/28
施工を行う際に、契約した以外の業者が一部もしくは全てを施工する場合があります。
そういった施工を「外注」と呼ばれています。
外注にも様々なパターンがあり、ほとんどの場合は問題ないですが
一部悪いパターンも存在します。
よく外注を使って施工する箇所や問題点をみていきましょう。
足場(設置・解体)の外注
足場の施工に関しては、約9割以上の業者が足場業者へ外注に出しています。
外注へ出す理由は、高度な足場を建てる技術と足場機材を所有していないからです。
厳密に言うと外壁塗装業者と足場業者はジャンルが違います。
素早く高度な足場を建てるのには技術が必要となるので、専門職になっています。
外壁塗装の施工の品質には直接関係ないのと、 素早く工程を進めることができるので、
足場を建てるプロである足場業者へ外注しても全く問題ありません。
一部、自社で足場を建てる業者も存在します。
そういった業者は足場料金は安いですが、高度ではない足場を建てることが多いです。
安全面ではやや劣りますが、施工料金を抑えたい場合は選択肢の一つになるかと思います。
シーリング(コーキング)の外注
サイディングの場合は、シーリング(コーキング)の補修が必要になります。
※シーリングとコーキングはほぼ同義語で使われていますので、ここではシーリングにします。
シーリングとはサイディングの継ぎ目部分で目地に詰まっているゴムのようなものです。
経年劣化が原因で外壁塗装を行う際には、必ず施工が必要になります。
施工方法は既存のシーリングの上から充填する「増し打ち」と、既存のシーリングを剥がして充填する「打ち替え」があります。
シーリングの見た目を美しく仕上げるのには比較的難しく、技術を要する施工です。
やや専門性が強いため、 自社施工と外注は半々くらいの割合です。
素早く美しく仕上げられ、工期も短縮出来るので外注に出す選択でも全く問題ないです。
大工工事の外注
簡単な大工工事であれば、外壁塗装業者でも施工は可能ですが、
大掛かりな工事や技術を要する施工に関しては外注に出します。
上記同様、施工品質向上や工期短縮が出来るので外注で全く問題はないです。
但し、御見積りの段階では専門的な施工の為、メーカーや大工の対応が遅れ、見積り書の提出が遅れることがあります。
外壁・屋根張り替えの外注
こちらは一般的な外壁塗装業者では施工は難しいので外注になります。
外壁や屋根の張り替えは工務店のジャンルになる為、単体での施工依頼を断る外壁塗装業者も多いです。
例えば、外壁の塗装と屋根の張替えや外壁張替えと屋根塗装など、塗装が必要な場合のみ外壁塗装業者で検討しましょう。
外注の際に契約する窓口をどうするのか!?
一部例外を除いて、外壁塗装業者と契約します。
外注分も見積りに含め、支払いや外注部分の連絡事項についても全て外壁塗装業者が担当します。
通常の塗装工事部分と変わらず施工を進めれるよう配慮するのが一般的で、
外注業者とのやり取りはありません。
外注には2種類ある!協力会社と下請けの大きな違い
協力会社は、施工契約を行った外壁塗装業者に代わって一部もしくは大部分の施工を行う会社です。
上記に記載してあるのは全て協力会社が施工に参加した場合の例です。
下請けは、 契約業者から中間マージンを引いて受注している業者になります。
一見、協力業者と下請け業者はあまり変わらないような印象ですが、
決定的に違うのは施工やサービスの品質です。
協力業者は専属の場合が多く、外壁塗装業者の意向に沿ったクオリティの施工を行います。
元々知り合いの他業種業者同士、もしくは独立していった職人が協力業者になる場合が多いです。
一方で下請けは、中間マージンを引いて施工を行うので、工期や費用が厳しい状態での施工になる事が多いです。
そういった状態に場合に、手抜きや施工不良が起きやすいです。
少し前までは完全自社施工が良い業者で、下請けは全て悪いという印象がありました。
現在(2016年)は、優良業者でも協力会社をしっかり管理してクオリティの高い施工を行っています。
こうした流れが強くなっており、従来の施工業者のあり方が変わってきています。
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