外壁塗装のトラブル事例!施工不良について
「塗装して1年も経ってないのに剥がれて来た…」
剥がれは何らかの原因で、塗膜に欠陥が出ている施工不良の状態です。
どういった原因で施工不良が出るのでしょうか。
ここでは、施工不良が考えられる原因をみていきましょう。
下塗り・中塗りの乾燥時間不足
各塗料には塗料メーカーが定める乾燥時間があります。
その乾燥時間を十分にとらないで、上塗りをしてしまうと上塗り材の水分が下塗り・中塗りに移って塗膜の形成不良が起きます。
また、乾燥中に雨が降ったり、塗装面が塗れていたりすると水分が閉じ込められ半乾きで蓋をするような形になります。
蓋をされた水分が原因で膨れや剥がれの施工不良が起きます。
下地の調整不足、ケレン・高圧洗浄と下塗り不足
塗装をする面の下準備がしっかりなされてなければ、塗膜は密着しません。
塗膜が密着しないとその部分から剥がれてしまします。
塗膜面を綺麗にする作業は高圧洗浄による水洗い、もしくは表面を研磨するケレンになります。
高圧洗浄がしっかり出来ていないと、下地と塗膜の間にゴミや不純物が含まれた状態で塗装行う為、剥がれやすくなります。
ケレンは、金属などの密着しにくい面の表面に微細な傷を付けて密着強度を増やす狙いで行います。
この作業が甘いとやはり剥がれの原因になります。
塗装面の状態が悪く、下塗り材の吸収が激しい場合は、下塗り材を2回以上塗り重ねをし、密着性能を上げます。
密着性能が悪い場合は剥がれに繋がります。
直張りサイディングの施工
サイディングは通気工法と直張り工法のどちらかで施工されています。
簡単に説明すると、通気工法はサイディングボードの裏に隙間を作って貼っていて、
直張り工法は隙間が無くそのままサイディングボードを貼っています。
隙間の役割は、内側に篭る湿気を排出する役目です。
湿気が排出されなければ、湿度が非常に高い状態が続きます。
行き場の無い湿気はサイディングボードを通して外に出ようとします。
その湿気が塗装面から出てて塗膜の膨れを起こします。
2000年以前に建てられた場合は、直張り工法が多いので注意が必要です。
旧塗膜やコーキングが原因の剥がれ
以前に塗装した塗膜に重ねて塗装を行う場合、塗料同士の相性が悪いと剥がれます。
その場合は、繋ぎ止める事が出来る下塗り材を使用する事で、剥がれることなく塗膜を形成できます。
コーキング(継ぎ目や穴に充填するゴムのようなもの)の一種である、シリコーンシーリングは通常通り塗膜を乗せると剥がれます。
剥がれをを防ぐ為には、こちらも専用の下塗り材を使用する必要があります。
t塗料の欠陥が原因の施工不良
稀ですが塗料自体に欠陥があり、様々な施工不良が起こる場合があります。
この場合は、仕様通りに施工を行っていれば責任は塗料メーカーにあります。
塗料メーカーの担当者も交えて原因の究明と今後の対応を協議していく事になります。
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