外壁塗装手抜き工事 9つの事例と防止策
外壁塗装の手抜き工事は容易に出来ます。
施主さんが毎日始まりから終わりまで施工を見ていても、全ての手抜き工事を見破る事が出来ないと思います。全力で職人が不正すれば現場監督でも100%見破る事は難しいかもしれません。
手抜きはどのようなシチュエーションや箇所で行われるのでしょうか。手抜きが発生しやすい事例を9つ紹介します。
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1.下地処理の手抜き
下地処理とは、塗装面を手作業でキレイにする作業です。最も耐久性に直結する重要な工程です。
具体的には、鉄部のサビ、木部のささくれ、旧塗膜の除去、塗料の密着性を高める目的で全体に細かなキズをつける作業を行います。塗装後には見えなくなる部分なので、手を抜いても分かりません。但し、耐久性の低下や剥がれなどの施工不良に繋がります。
2.高圧洗浄の手抜き
高圧洗浄も塗装面をキレイにする作業で、塗装面全てを水洗いします。
コケやカビ、汚れを強力なジェット噴射で洗います。洗うというより削り取るイメージでしょうか。高圧洗浄があまいと塗装面と塗膜の間に汚れやコケが残ります。これが原因で耐久性の低下を剥がれに繋がります。
3.下地補修の手抜き
下地補修は、キズやヒビの補修を行います。
この補修がしっかり行われてないと、塗装してもヒビの跡が残っていたり、数年後に再びヒビ割れたりします。
4.乾燥時間の短縮
塗料には塗料メーカーが定める乾燥時間があります。
下塗り後、中塗り後の塗膜を重ね塗る場合には、しっかり乾燥させる必要があります。この乾燥時間を守らなければ、強い塗膜は形成されなく施工不良にも繋がります。
5.養生の手抜き
養生は塗らない部分に塗料が付かないようにビニールを被せる作業です。
これがしっかりしてないと、塗ってはいけない部分に塗料の付着したり、境目が汚くなったりします。
6.塗り回数が少ない手抜き
基本は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りです。
1工程抜けると工期が短縮されますが、塗膜の耐久性は極端に落ちます。
7.薄い塗料と希釈の手抜き
塗料を希釈する場合は、希釈割合が厳密にメーカーで定められています。
目測や感覚ではなく、正確に計量して希釈しなければなりません。正しい希釈率でない場合は、塗料性能を十分に発揮出来ません。また、意図的に塗料を薄くする場合があります。薄い塗料はサラサラになり塗りやすいため、早く塗れます。早く塗れる分だけ工期短縮になります。また、材料費の削減にもなります。
8.塗膜が薄い手抜き
塗料にはメーカーが定めている標準塗付量があります。
厚い場合はほとんど問題ないですが、薄い場合は耐久性が落ちます。薄く塗ると材料費と工期の削減が出来ます。
9.塗料を偽る手抜き
施工契約した塗料よりも安価な塗料を使用し、材料費を削減したり、サラサラした塗料に変更し、工期短縮を狙ったりします。
なぜ手抜き工事は行われるのでしょうか?
工事費用を抑える為と無責任な下請け職人が原因です。
工事費用を抑える理由
工期短縮で人件費の軽減や材料費の軽減を行います。
原因は様々ありますが、元請け業者による安価な発注で施工を行っている下請け業者や、契約時の価格競争でギリギリな価格で契約してイレギュラーがあった場合などがあげられま
す。
無責任な下請け職人
下請けの職人は1現場毎の単発な契約です。稼ぐ為には現場数をこなす必要があるので、工期短縮の手抜きに繋がります。
また、仕入れから行う場合は。元請けが中間マージンを引いた施工料金でやりくりしなければならない為、塗料のごまかしなどが行われます。
では、手抜き工事をされない為にはどうすれば良いでしょうか?
手抜き工事防止は業者選びが最重要
契約前段階で信用が出来る業者を選ぶ事です。
これ以外にはありません。
施工料金も重要ですが、施工と業者の質はもっと重要です。手抜きがあれば、後々莫大なお金が掛かる可能性があります。
しっかりと比較検討して、業者を選びましょう。
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